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2024年09月12日 16:45 / 交通
東京都は9月11日、2024年度東京港オフピーク搬出入モデル事業のプロジェクトを決定した。
コンテナターミナルゲート前混雑解消を目指す荷主企業の取組を募集していたもので、クボタ(代表)、本田技研工業、コマツ、三桜工業、白石カルシウム、鶴見製作所、吉田運送、みなと運送、鈴与、日新が参画する。
<輸送フロー図(輸出の場合)>
※「デポ」とは、コンテナの中継輸送において、コンテナを搭載したシャーシのトラクタヘッドを付け替える場所
複数の荷主企業と物流企業が連携し、混雑の少ない夜間を利用して内陸と東京港の間の輸送を効率化するとともに、コンテナターミナルの搬出入を午前に実施し混雑を回避する。
実施期間は、9月から2025年2月まで(準備、実施、とりまとめ等)。
日中に各荷主企業と荷主最寄デポ間の移送を行い、道路混雑の少ない夜間に荷主最寄デポと東京港デポ間の移送し、東京港のオフピークである午前中に東京港デポとコンテナターミナル間の移送行い、複数企業間におけるシャーシ共有化についても検討する。
各社のコンテナ発着情報を物流企業合同で共有し、行き帰り荷の事前マッチングにより車両効率を向上させる計画だ。
想定されるメリットは、港湾エリアの混雑解消、運送会社とドライバーの負担軽減、車両回転率の向上による運送生産性の向上、安定的なコンテナ輸送力の確保、CO2排出の削減。