三菱ふそう/JAPAN MOBILITY SHOWで次世代自動追尾式EVごみ収集車を展示

2024年10月02日 14:34 / 動画

三菱ふそうトラック・バスは、10月15日~18日に幕張メッセで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」に出展し、小型EVトラック「eキャンター」新型モデルをベースに開発した次世代の自動追尾型EVごみ収集車のコンセプトモデル「eCanter SensorCollect」を初公開する。

<自動追尾式EVごみ収集車のコンセプトモデル「eCanter SensorCollect」>
20241002FUSO - 三菱ふそう/JAPAN MOBILITY SHOWで次世代自動追尾式EVごみ収集車を展示

三菱ふそうは、2020年に自動追尾型EVごみ収集車の初代コンセプトモデル「eCanter SensorCollect」を開発したが、今回公開されるのは新たに改良された新型モデル。

車両前方と後方に搭載したミラー兼用のカメラセンサーが運転席から下車する人をドライバーと認識し、ゴミ集積場に到着後、ドライバーの後を車両が自動追尾。ワイヤレス式HMI (Human Machine Interface)を通じて遠隔操作もでき、ドライバーが運転席に乗降する回数を大幅に減らすことで作業時間の短縮や肉体的負担を軽減できる。自動追尾システムはSAEレベル2の運転自動化機能に相当するという。さらに、車両の先にある最も近いごみ集積所を自動認識し、その位置に自動的に車両を停止する機能も追加している。

また、車両に積載したごみの重量や体積、投入個数をセンサーで感知し、これらの情報をインターネット経由でごみ処理施設に送信するごみ情報共有システムも開発・搭載している。

<川崎市内で実施した自動追尾型EVごみ収集車「eCanter SensorCollect」の実証実験>

この他、出展ブースでは、6月に設立された新会社イブニオンのパネル展示も実施。イブニオンはEV関連サービスをワンストップで提供するオンラインプラットフォーム「EVNION PLACE(イブニオンプレイス)」のサービスを10月1日より開始しており、脱炭素社会の実現に向けてEVを取り巻くすべての人、モノ、コトをつなぐプラットフォームとなることを目指している。

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