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2025年04月16日 10:39 / 経営
三井物産は、このほど合成燃料(e-Fuel=エレクトロフューエル。e-SAFを始めとする次世代液体燃料)の製造技術・事業開発を行う米国Infinium Holdings(インフィニウム)に投資したことを明らかにした。三井物産の合成燃料企業への出資参画は、今年2月の米国Twelve Benefit Corporationに続く2社目。
インフィニウム社は、逆シフト反応による合成燃料の製造プラントを世界で初めて稼働させた、業界のリーディングカンパニー。初号製造プラント(米国テキサス州)は、2023年後半に稼働を開始し、同プラントから製造されるeディーゼルは、Amazonが同社の輸送車両燃料として使用している。
<Infinium社が運転中の合成燃料製造プラント(テキサス州)>
合成燃料とは、グリーン水素(クリーンエネルギーで水を電気分解し製造)と二酸化炭素(CO2)を原料に、化学・触媒反応で合成した液体燃料で、GHG排出削減策として特に輸送・産業分野で重要性が高まる見込み。化石燃料由来のものと対比し90%以上のGHG削減効果があること、航空機等のエンジンや運搬・貯蔵の関連インフラを改造せずに既存のまま活用可能なドロップイン燃料として電化等が困難な航空・船舶・長距離陸上といった用途にも対応できること等の特徴がある。