行政処分集計/25年3月の行政処分事業者数は75件、「教育・指導」違反の件数多い
2025年05月14日 13:49 / 経営
物流DX「ロジポケ」を運営するX Mile(クロスマイル)の調べによると、2025年3月に公表された行政処分事業所数は前年同月より減少しているものの、公表件数はここ1年の間では多い方であったことがわかった。
2025年3月に公表された行政処分事業所数は75件で、前年同月より17%減となった。ただし前年3月の行政処分事業者数が90件と突出して多かったのが要因で、ここ1年間の月ごとの数字としては上から4番目で、比較的多い。
違反内容は「教育・指導」「点呼」が依然として多い。一方、前年3月と比べ「勤務時間」、「運行管理・記録・指示」、「定期点検」、「事業の記録」は大きく減少している。
なお監査端緒については、「法令違反の疑いや、外部からの情報提供」によるものが3割超を占めている。また、公表月ではなく「監査実施月」での集計では、処分の厳罰化が発表された10月前後のものが多い。
事業所都道府県別では、東京が8件で最も多く、次いで大阪が5件。北海道、岐阜、静岡、愛知、三重が4件で続き、東京・大阪を除くと、東海圏で多い傾向が見られた。ただし1年間の公表分を事業所数に対する比率で見ると、秋田県が突出して多く、次いで鳥取県の割合が高い。
なお、新潟、長野、三重、島根、徳島は、2025年に入ってから3月が始めての処分公表であった。
最新ニュース
一覧- いすゞ自動車/「統合報告書2025」の重要ポイントを紹介する解説動画を公開 (11月07日)
- ボルボ・トラック/燃料消費とCO2排出量を削減する新世代のストップ・スタート機能を発表 (11月07日)
- 両備トランスポート/ジャパントラックショーに2台のゴールドRが参加、来場者にアピール (11月07日)
- 東海電子/「e点呼セルフTypeロボケビー」が業務負担軽減に貢献、アンケート結果を発表 (11月07日)
- ドラEVER/ドライバーの転職活動を効率化する新機能「自己PR自動生成」を提供開始 (11月07日)
- NBSロジソル/従業員が認め合う環境構築、社内ポイント制度「TwooCa」導入 (11月07日)
- ファービヨンド/トラックドライバー向け「安心休息マップ」で物流業界を支援 (11月07日)
- 映画「運送ドラゴン」/運送業界の社会問題描く話題作、12月に奈良で年内最後の上映会 (11月07日)
- 重量超過車両/基準2倍超過「軸重20トン」1台で、道路橋に4096台分の影響 (11月07日)
- 国土交通省/金子大臣「運輸事業振興助成交付金制度は輸送の安全・適正化に欠かせない制度」 (11月07日)
- 都道府県警察/11月の公開交通取締り情報更新、速度違反などを取締り (11月07日)
- 新名神/12月8日から甲賀土山IC~草津JCTで夜間通行止めを実施 (11月07日)
- 山陰道/11月19日から1月20日まで松江道路の一部区間を夜間全面通行止め (11月07日)
- 近畿地域5機関連携/荷主向け「改正物流効率化法説明会」12月19日オンライン開催 (11月07日)
- 公正取引委員会、四国運輸局/高松道のSA・PAでトラックドライバーに聞き取り・周知を実施 (11月07日)
- 四国運輸局/11月「過積載防止強化月間」根絶街頭キャンペーン実施 (11月07日)
- 関東地域連絡協議会/「首都圏大規模同時合同取締」全20カ所で違反車両27台に行政指導 (11月07日)
- 外国人ドライバー採用/3割の企業が増員予定、一方で日本語能力や交通安全意識に不安も (11月06日)
- 業務中サングラス着用調査/消費者の8割は賛成、ドライバーは過度に懸念 (11月06日)
- 古河ユニック/佐倉工場で見学会を開催、大学生・大学院生のキャリア教育を支援 (11月06日)





