北商物流/「X」でSNSコンサル活用、9カ月で8人採用
2025年05月22日 12:41 / 労務
「X」に特化した採用支援を手掛けるOmoitsukiは5月21日、軽貨物物流の中小企業である北商物流を支援し、SNS「X」を活用した採用戦略によって人材採用に成功した事例を発表した。
北商物流では、OmoitsukiのSNSコンサルティングを9カ月間受け「X」のアカウントを初めて開設し、8人の採用に成功した。「X」を活用した情報発信を強化するため、瀬戸口敦社長自らが発信することで、企業の価値観や働く環境に共感する求職者とのマッチングを実現した。
北商物流は、物流のラストワンマイルを担う軽貨物物流会社。物を運ぶことに加え、「受け取る側」の目線や気持ちに寄り添ったプラスαの付加価値を提供することに注力している。また、瀬戸口社長は約80社(約3000人)が加盟する「軽貨物ロジスティクス協会」の代表理事として、軽貨物業界の課題解決にも取り組んでいる。
瀬戸口社長は、週末も含め毎日「X」に1~3回投稿。「会社のビジョンや社風」「社長自身の体験や経験談」「業界を良くしたいという想い業界への問題提起、提案」を発信してきた。その結果、「X」経由での相談・問い合わせが毎日数件発生し、9カ月で累計200件以上となった。求人の応募数は採用活動開始前から増加し、今回8人を採用した。
瀬戸口社長は、「通常の採用活動では出会えなかった求職者と、Xを通じてつながることができた。単なる求人広告ではなく、会社の想いやビジョンを発信することで、共感してくれる人材が集まった」と語っている。
Omoitsukiでは、人手不足に悩む企業にとって、新たな採用手法としてSNSの活用がますます重要になると考えており、今後も企業の採用活動を支援し、SNSを活用した採用戦略のノウハウを提供する。
北商物流は2011年6月に設立。資本金は1000万円、稼働台数は1日100台以上で、ネットスーパー、企業専属便、ルート配送、個人配達、家電配送・取り付け設置・リサイクル家電回収、家電配送作業全般、3PL事業を行っている。
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