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2025年05月23日 11:25 / 車両・用品
日野自動車は、中型トラック「日野レンジャー」の「A05C(HC-SCR)」エンジン(型式取消により出荷停止中)搭載車について再申請を行わず、エンジンを「A05C(尿素SCR)」の1機種に統合した2026年モデルで対応する。
HC-SCRは、日野が開発した尿素水を使用せずにNOxやPMを低減する中小型エンジン用の後処理システム。
A05Cエンジンには、HC-SCRを搭載したものと尿素水を使用する尿素SCRを搭載したものの2種類があるが、このうちHC-SCR搭載エンジンのみ型式指定が取り消されている。
日野では、型式指定の再申請に向けて取り組んでいるが、想定以上の時間を要していることから、再申請を見送ったと説明している。
なお、同様に型式指定の取消処分を受けた大型エンジン「E13C」と同エンジン搭載の大型トラック「日野プロフィア」については、現在再申請に向けた劣化耐久試験を実施しており、2025年内の再申請を目指している。