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2025年06月16日 17:20 / 経営
NIPPON EXPRESSホールディングスは6月13日、スマートウォッチの生体データを活用したノンデスク産業特化型サービスの開発・提供を行っているenstem(東京都中央区)に出資し、資本業務提携契約を締結した。
enstem社は、2019年6月に創業したスタートアップ企業。スマートウォッチから取得した生体データ分析を活用したソリューションを展開し、現在は主にノンデスク産業特化型サービスとして「Nobi for Driver」、「MAMORINU」の2種類のサービスを提供している。
「Nobi for Driver」は、ドライバーの健康管理に特化したサービスで、スマートウォッチから得たドライバーの位置情報や心拍数などのバイタルデータ情報を活用し、健康起因による事故や居眠りを予防する。
「MAMORINU」は、倉庫や工場など現場の作業員や医療従事者向けに特化した安全管理と業務改善サービスで、現場作業員等のリアルタイムな作業負荷を可視化し、異常を検知することで、より安全で効率的な作業環境を実現する。
NXグループは、enstem社が提供する「Nobi for driver」およびウェアラブルウォッチを活用することで、ドライバーの健康状態、眠気の予兆等をリアルタイムで可視化、ドライバーの健康起因の事故リスクを予防し、長く安心して働ける職場環境を推進する。
またenstem社が提供するサービスを、NX商事を通じて拡販することで、居眠り運転などの健康起因の交通事故、熱中症等、社会課題の解決に取り組む。さらにNXグループが今まで培ってきた経験や知見を活かし、ドライバーや作業員の労働環境の改善や安全対策、事故率の削減や作業効率の向上のため、新たなサービスの開発などに連携して取り組んでいく。