2025年06月20日 17:08 ／ 施設・機器・IT
キャリオット（東京都港区）は、車両動態管理クラウドサービス「Cariot」の運転中（ドライブレコーダー動作中）映像を、クラウド経由で確認できる「オンデマンド再生」機能を実装した。
＜「Cariot」オンデマンド再生機能＞
これまで、危険運転が検知された前後10秒間の映像がクラウドにアップロードされる機能があったが、危険運転として検知されなかった際の映像は、SDカードを回収しなければ確認できなかった。また証拠として映像を残しておきたい場合にも、SDカードの回収が必須であり、回収漏れ、紛失、破損があった際には録画した記録が失われてしまうリスクがあった。
今回実装された「オンデマンド再生」機能は、運転中の映像がクラウドで確認できるので、危険運転が検知されなかった時間帯でも、有事の際に必要な映像を取得し、保存することが可能になる。SDカードの回収も不要なため、より迅速かつ確実に状況把握が行える。
なお同社では、今回リリースされたオンデマンド再生機能を備えた通信型AIドライブレコーダーを使って、Cariotを利用する企業を募集中。契約企業には、ライセンス料を初月無料で提供するキャンペーンを実施している（先着順）。
■キャリオット（https://www.cariot.jp/）
