近畿圏/新たな高速道路料金導入で阪神高速の長距離利用減少、深夜利用増加
2025年08月26日 17:09 / 交通
国土交通省は8月22日、近畿圏の新たな高速道路料金導入後1年の交通状況を発表した。阪神高速大和川線などの近畿圏の道路ネットワーク整備が進展しつつある中、高速道路がより効率的に賢く使われるよう、昨年6月から新しい料金を導入した。
新たな高速道路料金導入後、阪神高速の長距離利用が減少した。一方で、阪神高速の深夜利用が増加した。また、大阪都心部を通過する交通が減少し、都心部を迂回する交通が増加した。
具体的には、阪神高速において、料金体系の整理・統一を更に進めるため、新たな上限料金を設定。経路によらず起終点間の最短距離を基本に料金を決定している。
また、都心迂回割引を導入。料金割引の整理・統一を図る観点等から、大口・多頻度割引の拡充や深夜割引の導入を実施した。
阪神高速の上限料金を、1320円(32.3kmの料金)から1950円(51.7kmの料金)に見直した結果、導入前と比較して全体交通量は増加しているが、40km以上の利用は減少傾向となった。
阪神高速において、深夜0時~4時の料金を20%割引する深夜割引を実施。深夜割引対象の0時~4時は、全体交通量の増加率(2.8%増)やその他の時間帯の交通量の増加率を上回る4.8%増となった。
三宝JCT以南の湾岸線の出入口を発着し、名神高速、近畿道、第二京阪、第二阪奈等の対象出入口を利用するETC車が、大阪都心部を迂回して大和川線と近畿道を利用する場合に、大阪都心部を経由するルートと同じ通行料金となるよう、料金割引を実施。例えば、湾岸線~東大阪線の場合、都心迂回ルートの利用分担率が増加、都心通過ルートの利用分担率が減少した。
伊川谷JCT以西の第二神明道路の出入口を発着し、名神高速、近畿道、第二京阪、第二阪奈、西名阪、南阪奈等の対象出入口を利用するETC車が、神戸都心部を迂回して7号北神戸線と中国道を利用する場合に、神戸都心部を経由するルートと同じ通行料金となるよう、料金割引を実施。例えば、第二神明~名神高速の場合、料金変更前後で利用分担率に大きな変化はなかった。
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