アセンド/百十四銀行と提携、四国の物流DX支援強化へ
2026年01月15日 13:16 / 経営
運送事業者に特化したクラウド型業務管理ツール「ロジックス」を提供するアセンドは、このほど百十四銀行(香川県高松市)と顧客紹介に関するビジネスマッチング業務提携契約を締結した。
この提携により、香川県および四国地方における物流DXの支援を加速させ、持続可能な物流体制の構築を目指す。
国内の物流業界は、ドライバー不足から2030年には約30%の物量が運べなくなると予測されるなど、深刻な課題を抱えている。特に四国地方では、高齢化による労働人口の減少や輸送力不足が全国平均を約10ポイント下回る状況にあり、早急な対応が求められている。
アセンドが開発提供しているトラック運送事業者向けクラウド型運送管理システム「ロジックス」は、案件の受注から配車、請求書発行、労務管理、車両管理までの業務を一元化し、物流プロセス全体の効率化と経営の見える化を同時に実現するもの。さらに、蓄積されたデータを活用し、運行ルートの見直しや運賃戦略の再構築、共同配送や中継輸送の設計など、経営判断を支援する機能が備わっている。
一方で、百十四銀行は香川県を地盤とする第一地方銀行として、四国地方に根ざした地域金融を展開している。「長期ビジョン2030」を掲げ、地域社会のデジタル化を含む6つの重点課題に取り組む中で、物流業界の停滞が中小物流事業者の経営や生活インフラに大きな影響を及ぼしている現状を受け、DXを推進するパートナーを求めていた。
今回の業務提携により、両社の強みと顧客基盤を活かし、運送事業者がDXを円滑に進められる環境を整えることで、物流業務の効率化や収支改善、持続可能な経営体制の構築に取り組むとしている。
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