北陸信越運輸局/11月以降に車輪脱落事故7件発生「知識のある者の立会いなし」が原因の一つ
2026年01月28日 16:06 / 交通
北陸信越運輸局は1月28日、管内で1月13日までに発生した大型車の車輪脱落事故件数を発表した。2025年11月に4件、12月に1件、2026年1月に2件、合計7件の車輪脱落事故が発生した。
11月に立て続けに4件の車輪脱落事故が発生したことを受け、2025年12月1日に注意喚起文を発出し、プレス発表を実施している。今回、2025年11月以降に発生した大型車の車輪脱落事故4件について、詳細な事故調査、分析を行った。
調査結果によると、どの運送事業者も管理者自体は、車輪脱落事故防止に対して注意喚起を行っているが、車輪脱落事故の3件は、車輪交換後3日以内に発生していた。そのため、タイヤ交換作業そのものが不十分であることが確認された。また、残りの1件についても交換作業、増し締め作業が不十分だった。なかには、ドライバー自身がタイヤ交換を行い、適切なタイヤ脱着手順の知識のある者の立会いがなかった事例も散見された。
そこで、1月28日付で、管内各県トラック協会に対して、再度、注意喚起文を発出した。具体的には、「タイヤ交換や脱着作業を行う際は、必ず知識のある者が実施(立会い)すること。また、作業内容については、別添の情報を参考に改めて確認を行うこと。作業に不安がある場合等は、整備工場やタイヤショップへの外注も検討すること」を求めた。
また、「ボルト、ナット等については、錆や泥等を確実に取り除くとともに、適切な箇所にエンジンオイルなど指定の潤滑油を塗布すること。また、錆びや繰り返しの使用によりナットの劣化が疑われるものは早めの交換を検討すること」を要請した。さらに、「タイヤ交換や脱着作業を行った際は、50~100km走行を目安に、可能な限り早めに増し締めを実施すること。なお、増し締めの際はトルクレンチを使用し、適正トルクで締め付けを行うこと」も求めた。
そのほか、「車輪脱落事故防止の重要性について、整備管理者だけでなく、経営トップを含めて情報共有を図るとともに、運転者にも啓発を確実に行うこと」を要請している。
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