大阪府トラック協会/「改善基準告示」約半数が遵守難しい、拘束時間・休憩時間に課題
2026年01月30日 12:36 / 経営
大阪府トラック協会は、2025年12月8日に開催された「第20回トラック輸送における取引環境・労働時間改善大阪府地方協議会」で、2025年度「改善基準告示解説セミナー」で実施した参加者アンケートの集計結果を公表した。アンケートの回答者数は155社。
改善基準告示を遵守できそうかを尋ねたところ、「概ね遵守できそう」78社(51.3%)、「遵守が難しい項目がある」74社(48.7%)となった。
遵守が難しい項目は、「1日の拘束時間、休息時間」が50社(36.8%)と最多。次いで、「1年、1カ月の拘束時間」28社(20.6%)、「運転時間」22社(16.2%)、「連続運転時間」20社(14.7%)が続いた。
日帰りと泊付きの運行のおおよその割合は、日帰りのみが62社(40.5%)だった。次いで、日帰り9割46社(30.1%)、日帰り8割15社(9.8%)、日帰り7割8社(5.2%)などとなった。
改善基準告示とは、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(厚生労働大臣告示)のことを言い、自動車運転者の長時間労働を防ぐことは、労働者自身の健康確保のみならず、国民の安全確保の観点からも重要であることから、トラック、バス、ハイヤー・タクシー等の自動車運転者について、労働時間等の労働条件の向上を図るため拘束時間の上限、休息期間について基準等が設けられている。
自動車運転者の時間外労働の上限は、2024年4月から原則月45時間・年360時間、臨時的特別な事情がある場合でも年960時間となっている。
<改正された改善基準告示の主な内容(2024年4月適用開始)>

出典:厚生労働省「トラック運転者の改善基準」より
■トラック運転者の改善基準告示
https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/truck/notice
■2025年度「改善基準告示解説セミナー」アンケート調査結果
https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/content/000363574.pdf
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