センコーなど/自動運転セミトレーラー活用の公道実証走行を開始
2026年02月09日 13:31 / 経営
オリックス自動車、センコー、ロボトラック(東京都中央区)の3社で構成する「L4物流自動運転トレーラー推進協議会」は2月9日、センコーの中継輸送拠点「TSUNAGU STATION 浜松」と「TSUNAGU STATION 新富士」間で、自動運転セミトレーラーを活用した初の公道実証走行を開始した。
この公道実証は、高速道路上における安全かつ安定的な無人走行技術の確立を主な目的として行うもの。新東名・新富士IC~浜松SAスマートIC間で、ロボトラックが技術開発した自動運転セミトレーラーで自動運転を行う。また、発着地として設定する「TSUNAGU STATION」では、中継輸送を想定したトレーラー交換による物流効率化の検証を行う。
セミトレーラーは、一般的なバン型トラックと比較して積載量が増加することに加え、トレーラーのみを物流拠点で交換することで、積載貨物の積み込み・荷下ろし作業時間を走行から分離し、すぐに次の輸送へ移ることができるのが利点。
さらに、自動運転と組み合わせることでドライバー不足による物流現場の停滞も解消できるため、トラクタの稼働率向上と物流オペレーション全体のさらなる効率化が見込まれる。
L4物流自動運転トレーラー推進協議会では、ロボトラックが自動運転セミトレーラーの技術開発を担い、オリックス自動車は多様な自動車関連事業で培ったサービス開発の知見を生かした事業検討を、センコーは実物流フィールドの提供を担当。3社がそれぞれの強みを生かしながら、自動運転セミトレーラーの社会実装を目指している。
今後は、実証結果を踏まえながら関東~中部、関東~関西へと実証区間を段階的に拡大する計画。有人区間と無人区間を組み合わせた運行モデルおよびセミトレーラーを活用した中継輸送の有効性を検証し、自動運転トレーラーの早期の社会実装ならびに商用運行の実現に向けて、共同で取り組みを加速していく。
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