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2026年04月07日 15:28 / 車両・用品
スウェーデンのボルボ・トラックは、このほど水素エンジンを搭載した大型トラックの路上テストを開始した。
ボルボの水素エンジントラックは、ボルボ・グループとウェストポート・フューエル・システムズの合弁企業であるセスピラ社の高圧直接噴射(HPDI)技術を採用しているのが特徴。HPDI技術は、少量の着火燃料を高圧で噴射し、水素を添加する前に圧縮着火を可能にするもので、ボルボでは既にこの技術を天然ガストラックに採用、世界中で1万台以上販売している。
このHPDI技術を採用することで、ボルボの水素燃料トラックは、従来の水素エンジンと比較して、エネルギー効率が高く、燃料消費量が少なく、エンジン出力が向上しているという。特に長距離走行や充電インフラが限られている地域、EVトラックの充電時間が限られている地域に適するものと同社では位置付けている。
製品管理責任者のヤン・ヒェルムグレン氏は、「ボルボの水素エンジントラックは、燃費、出力、トルク、運転性において、業界最高水準になると確信している」とコメント。「1万台以上のガス駆動トラックでHPDI技術を実証してきた経験が、その性能を強く証明している」と述べている。
ボルボは排出量実質ゼロを達成するための戦略として、EVトラック、燃料電池(FC)トラックと並んで、水素エンジンにも注力。グローバルなトラックメーカーとして、顧客が最適な代替手段を選択できるよう複数の脱炭素ソリューションを提供するとしている。