関西SM物流研究会/ドライDC「荷待ち・荷役作業2時間超過トラック台数」2月は超過率1.3%まで減少

2026年04月13日 12:00 / 経営

関西SM物流研究会は3月24日、直近の取り組み状況を公表した。

重点施策である「荷待ち・荷役作業の削減」のためにおこなっている「ドライDC(Distribution Center:在庫型物流センター)荷待ち時間」の計測結果を見ると、2026年2月の「荷待ち1時間超過のトラック台数」は33台・超過率0.3%となった。

計測は、関西SM物流研究会に加盟する、オークワ、平和堂、万代、ライフコーポレーション、マルアイ、さとうの6社で実施している。なお、一部企業は参加時点から追加しているため、数値の時系列データには、連続性がない。

<ドライDC「荷待ち1時間超過のトラック台数」超過率の推移>
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出典:関西SM物流研究会発表資料(以下、同じ)

「ドライDC荷待ち・荷役作業時間」の計測結果では、「荷待ち・荷役作業等2時間超過のトラック台数」は176台・超過率1.3%だった。

<ドライDC「荷待ち・荷役作業等2時間超過のトラック台数」超過率の推移>
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また、「ドライTC(Transfer Center:通貨型物流センター)荷待ち時間」を見ると、「荷待ち1時間超過のトラック台数」は151台・超過率2.4%となった。

<ドライTC「荷待ち1時間超過のトラック台数」超過率の推移>
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同じくドライTCでの荷待ち・荷役作業等時間を見ると、「荷待ち・荷役作業等2時間超過のトラック台数」は218台・超過率3.5%だった。

<ドライTC「荷待ち・荷役作業等2時間超過のトラック台数」超過率の推移>
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関西SM物流研究会に加盟する平和堂の財田晃物流部部長は、「ドライDCの荷待ち時間については、荷待ち1時間超過のトラック台数が、2026年2月は0.3%になっており、昨年12月は8.0%であったので、かなり各社の努力によって改善してきている。また、荷待ち・荷役時間2時間以内という部分は、2月は1.3%ということで、こちらについても昨年12月12.3%から10分の1程度に改善してきている。一方で、まだ、荷待ち・荷役作業等2時間超過の車両があるということで、こちらについては、各社で話し合いをして、引き続き2026年についても取り組みを進めていく」と計測結果を説明した。

<平和堂の財田物流部部長>
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また、関東エリアでは取り組みが進んでいる「共同配送・空トラックの有効活用」については、「関西SM物流研究会は、東が平和堂、オークワ、西がマルアイ、さとう、ということで、関西は広域にまたがっているので、なかなか共同配送が難しい。しかし、ここは、各社の車両だけではなくて、メーカーさんとか、各社が使っている運送会社さん、の車両の有効活用を進めるための話を合いを進めている最中だ。首都圏に追いつけ、追い越せではないが、こちらも着実に進めていく」と述べた。

さらに、「ASNの活用・検品レスの研究・取り組み推進は、まだ具体的には進んでいない。ASNを活用して、いかに検品レスを実現するか。実際には、検品レスというのは、検品自体をセンターで行う。検品にあたっては、ドライバーさんにしていただくまでの、荷揃えを実施していただいているので、ここの工数をいかに削減するのかが、センターにおける滞在時間の削減につながっていく。こちらについては、次回の関西SM物流研究会の中でも議論して進めていく。首都圏と違って、分科会方式はとっていないが、今後、新たな仲間もいま募集しているので、そういった活動を通じながら、6社で協力して進めていく」と語った。

※ASNとは、Advanced Shipping Noticeの略であり、事前出荷情報を指している。ASNには 納品日、納品数量、発注番号、商品コードなどの情報が含まれており、メーカーやベンダーが事前に、ASNデータを納品先へ連携しておくことで、納品先の物流センターは納品前に納品される商品の情報や物量を把握することができる。また、物流センター納品時にはラベルをスキャンするだけで検品レスにて入荷格納を行うことができる。

SM物流研究会/2026年度方針「荷待ち・荷役作業2時間超」のトラック台数0台目標

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