ターン/インバウンド客のトラック用品購入が増加、日本独自の「デコトラ文化」に高い関心

2026年04月23日 17:28 / 車両・用品

トラック用品・内装パーツ製造販売のターン(兵庫県姫路市)によると、トラック用品専門店において、外国人ドライバーによる免税売上が急増しているという。

同社によると、ハンドルカバーやダッシュマットなどのトラック内装用品を購入する外国人客が増加。2025年2月から4月4件のみだった免税販売件数が、2026年2月から4月には8件となり、約2倍に拡大。背景には訪日外国人観光客の急回復と、日本独自の「デコトラ文化」への海外からの関心の高まりがあると同社では見ている。

<ハンドルカバー>
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中には、1回の買い物で約22万円分のトラック用品を購入する顧客もいたという。顧客の国籍は主に中国、フィリピン、タイなどのアジア圏が中心だが、近年はオーストラリアからの来店も確認され、2023年に2カ国だった外国人顧客の国籍は、2025年には6カ国へ拡大した。

日本のトラック文化(DEKOTORA)は、SNSを通じて「JDM(Japanese Domestic Market)日本車カスタム文化」の一環として世界的に認知されており、物流業界の枠を超えた観光コンテンツとしても注目を集めている。こうした背景から、訪日観光客が自動車・トラック関連パーツを“日本でしか買えない文化商品”として購入する動きが広がっているのではないかとしている。

インバウンドの需要を受け、同社はグローバル展開をスタートする。これまで店舗販売や国内向けECを中心に展開してきたが、東南アジア地域でのトラック展示会への出展を開始し、現地ディーラーとの提携を含めた海外営業を本格化させる。訪日観光客による“日本文化としてのトラックカスタム”需要を取り込みながら、日本発のデコトラ文化を海外に発信していく方針。

同社はトラック用ハンドルカバーやダッシュマットなどの内装用品を中心に、トラックカスタムパーツやデコトラ用品を製造・販売している。自社工場での製造による品質管理と、日本独自のカスタム文化を反映したデザインが特徴。トラック用品専門店として兵庫県(高砂店・赤穂店)、奈良県、佐賀県に計4店舗を展開している。

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