消防庁/タンクローリー立入検査、基準不適合等車両の割合は12.97%で前年より減少
2026年05月13日 11:29 / 車両・用品
消防庁はこのほど、移動タンク貯蔵所(タンクローリー)等の立入検査結果を発表した。検査は毎年実施するもので、2025年11月1日~30日までの期間を中心に、全国の消防機関が一部警察機関の協力の下に実施した移動タンク貯蔵所等の立入検査を実施した。
調査によると、移動タンク貯蔵所等における基準不適合等車両の割合は 12.97%(前年 14.29%)であり、昨年と比較すると1.32ポイント減少した。
「不適合車両」とは、移動タンク貯蔵所にあっては貯蔵及び取扱いの技術上の基準、位置、構造及び設備の技術上の基準並びに移送の基準等に関し、危険物運搬車両にあっては運搬の基準に関し、1件以上不適合が認められる車両をいう。
今回の立入検査結果から確認された課題として、移動タンク貯蔵所における無許可車両又は無許可変更している車両(以下、無許可車両)の数は63台(前年49台)であり、昨年の結果と比較し、14台増加した。
無許可車両の違反事例を確認すると、容器への詰替えを行うことを目的とする移動タンク貯蔵所の注入ホースの先端部の注入ノズルについて、手動開閉装置を開放の状態で固定する装置を備えた注入ノズルに無許可で変更を行っていた事例や、手動開閉装置を開放の状態で固定できるように無許可で改造した事例が、合計40台となっており、無許可車両数63台の内約6割を占めている。
移動タンク貯蔵所における立入検査の重点項目として挙げている定期点検に係る義務違反は875台(前年844台)であり、昨年と比較すると31台増加しており、他の項目と比べても非常に違反台数が多い。
■移動タンク貯蔵所等に対する立入検査結果について
https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/items/260108_kiho01.pdf
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