資材不足調査/鈑金塗装・整備業者の8割超がシンナー入手に支障、エンジンオイルも半数超が調達難
2026年05月26日 11:24 / 経営
自動車整備情報サービスのプロトリオス(大阪市)の調査で、鈑金塗装・整備事業者の8割超でシンナーの入手に支障が生じていることがわかった。
この調査は、全国の鈑金塗装・自動車整備事業者など594名を対象に4月22日~5月13日の期間、シンナー・塗料(原色)・パーツクリーナー・エンジンオイルの4資材について入手状況や価格などの実態を調べたもの。
まずシンナーについては、「欠品・入手困難」が59.2%、「納期遅延」が29.5%となり、全体の88.7%が「入手困難または納期遅延」と回答。通常通り入手できているのは1割強にとどまっている。
また、仕入れ価格については、全社が「150%以上の値上がり」と全社が回答。さらに在庫については「2カ月未満」が77.1%を占めており、非常に厳しい状況であることがわかった。
塗料(原色)については、約半数(50.5%)が「希望容量・数量で購入できていない」とし、特に「白系・クリヤー・硬化剤」が不足している。
仕入れ価格については、29.8%が100~110%に留まるが、約1割は「150%以上の値上がり」と回答している。また在庫切れまでの期間は、8割近くの事業者が2カ月以内と回答している。
エンジンオイルでは、56.6%が「欠品・入手困難」、30.3%が「納期遅延」と回答。ただ、仕入れ価格については「130%未満」との回答が79.2%を占めており、価格は上昇しているものの、シンナー・塗料と比べると上昇幅は穏やかといえる。
パーツクリーナーは、38.9%が「欠品・入手困難」。納期遅延も36.7%となっており、全体の75.6%で入手に支障が出ている。
資材がなく通常営業が出来なくなった場合の経営継続可能期間は、65.5%が「3カ月以内」と回答。このうち16.5%は「1カ月未満」としており、業界横断での対策が急務であるとレポートでは指摘している。
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