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2026年05月29日 13:38 / 経営
国土交通省は5月27日、全日本トラック協会などの関連団体に、「クマによる人身被害防止に向けた安全対策等の周知」依頼の事務連絡を発した。
2026年4月20日から21日にかけて、岩手県紫波町で山菜採り中にクマに襲われ1名が死亡し、その捜索に当たった関係者1名が怪我をする事件が発生したほか、各地で人の生活圏でのクマによる人身被害も報告されている。
また、全国における今年3月のクマの出没情報数は、過去最多となっており、特に東北地方、新潟県及び京都府において多い状況となっている。
このような状況を踏まえて、5月12日に石原宏高環境大臣から国民に対し、クマの出没に備えた安全対策をとること等について、メッセージが発信されている。
石原環境大臣は、「春になり、クマが冬眠から覚め、各地でクマの出没が相次いでいる。2026年3月のクマの出没情報数は307件であり、過去5年間で最も多い数字となった」と述べ、以下の4点を要請している。
・住宅や学校周辺など、人の生活圏では、クマの誘引物となるものを適切に管理すること。具体的には、放置された農作物等に加え、夜間に出されたごみなどがクマの餌となるため、自治体が指定した時間帯にごみを出し、これらを放置しないように管理をすること。
・早朝や夕方の時間帯の外出や、田畑や道路沿いで見通しが悪い場所の通行には注意すること。
・クマの生息地には、むやみに立ち入らないこと。仕事などでやむを得ず入る場合は、「クマの行動が活発な明け方・日の入り前後の立ち入りや単独行動を避けること」「鈴やラジオなど、音の出るものや適切なクマ撃退スプレーを携帯する、ヘルメットやリュックを身に着けるなどの対策をすること」。
・クマに出会ってしまった場合は、慌てず、ゆっくり、クマと人との間に電柱や車、木などを挟むように移動すること。至近距離で出会って襲われた時は、両腕で顔面や頭部を覆い、うつ伏せになるなど、被害を最小限にとどめる行動をとること。
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