ワークマンは6月10日(水)~7月31日(金)、東京・上野の「ワークマン製品開発センター」でマスコミ、インフルエンサーと大手法人向けに災害級の45℃までを想定した「熱中症対策用ペルチェ半導体冷房服の展示・体験会」を開催する。昨年、企業の熱中症対策は罰則付きで義務化されたため、作業者向けの対策製品は今年ピークを迎えそうことに対応した企画。
会場では巨大ハロゲンパネルの前(到達温度45℃超)の前で冷房服を着用し、サーモカメラで冷却状況を撮影できる。

冷房服の展示・体験会
ペルチェ半導体による直冷方式の冷房服は作業系の競合他社がほぼ撤退する中、ワークマンは昨年2.5倍の25万点・50億円相当を生産した。さらに、今年から女性専用モデルを立ち上げて、巨大な潜在需要がある一般生活者の熱中症対策市場にも本格参入する。
ワークマンの本社がある群馬県伊勢崎市は昨年日本の歴代最高気温である41.8℃を記録した。自社の酷暑体験を契機に、災害級の45℃を前提にした「そこまでやる?」熱中症対策製品の開発に着手した。その中で、冷房服は45℃対策の中核となる製品と位置付けた。気温が35℃までは汗の気化熱冷却によるファン付きウェアが有効だが、体温越えになると半導体直冷方式でないと冷却能力が気温に追いつかない。
ペルチェ半導体冷房服は、環境温度差最大マイナス30℃の冷却能力があるため、体温越え気温の酷暑日対策の「切り札」となる。ただ、この製品は着合わせを誤ると効果が薄れる。展示会では一般客と作業客用に各3種類の最適な着合わせを提案する。これらは全てハロゲンランプで熱した「45℃酷暑体験コーナー」で冷却効果を体験できる。
展示会参加には事前予約が必要で、予約した時間帯には1組だけの参加となるため、じっくり着合わせの体験ができる。
冷房服は、ワークマンの氷撃冷感マイナス10℃半袖Tシャツ(580円)や氷撃冷感マイナス10℃長袖コンプレッション(980円)の上に直接装着すると「最高」に冷える。ただ、UV対策や作業の安全のためには、長袖の上着を冷房服の上に着る必要がある。
冷房服は熱を外側に排出するため、上着には熱を逃がすベンチレーションかメッシュ生地が求められる。今回は、ワークマン独自の断熱素材XShelterのUVパーカー(背中/ポケット/脇ベンチレーション付き)や冷房服専用のベスト(メッシュ生地)などと冷房服の着合わせが体験できる。

ワーク向けの着合わせの一例
■災害級酷暑対策展示会
厚生労働省/運送業の熱中症死傷者が過去5年間で742人が発生、製造業・建設業に次いで多い
トラックニュースはトラックに関するB2B専門の
ニュースを平日毎朝メール配信しています