いすゞ自動車/バッテリー交換式EVごみ収集車の実証実験を横浜市で開始
2026年06月18日 13:25 / 経営
いすゞ自動車と横浜市は、バッテリー交換式EV塵芥車(ごみ収集車)の実証実験を6月より横浜市内で開始する。
実証実験では、横浜市資源循環局の神奈川事務所(横浜市神奈川区)の敷地内にバッテリー交換ステーションを設置。バッテリー交換に対応した「エルフEV塵芥車」2台を配備して周辺地域のごみ収集業務を行い、バッテリー交換式EVの実用性を検証する。
車両にはバッテリー交換ステーションとの通信機能を搭載しており、車両がステーションに入庫すると自動で充電済バッテリーに交換され、約3分で交換を完了する。これにより、従来の固定式EVトラックと比べてダウンタイム(車両の停止時間)が大幅に短縮され、収集作業の効率化が期待される。
塵芥車は、決められた時間帯に特定の地域やルートを走行するため、1日の走行距離が計画しやすく、また、ごみ収集作業は早朝での住宅地や生活道路で停車・発進を繰り返すため、低騒音のバッテリーEVと親和性が高い。
一方で、塵芥車のEV化は、走行用の電力供給に加えて、架装物にも電力を供給して稼働させるため、より多くの電力を消費してしまうのが課題といえる。このため、ごみ収集エリアをルート走行しながら、収集作業を安定して稼働させるには、短時間で電力充填ができるバッテリー交換式車両が有効な選択肢のひとつと考えられている。
この実証実験は、いすゞと横浜市が2023年10月に締結した「横浜市内の商用車部門におけるカーボンニュートラルの実現に向けた連携協定」の一環として実施されるもの。なお、いすゞは25年11月にもファミリーマート、伊藤忠と共同で、バッテリー交換式EVトラックによるコンビニエンスストア店舗配送の実証実験を横浜市内で行っている。
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