セイノーHD/AZ-COM丸和HD和佐見社長が西濃運輸会長に就任、密接な協力体制で提携を着実に推進

2026年06月19日 17:13 / 経営

セイノーホールディングスとAZ-COM丸和ホールディングスは6月18日、今年4月22日に提携した業務提携に関する合同説明会を都内で行い、AZ-COM丸和HDの和佐見 勝社長が西濃運輸の会長に就任すると発表した。

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(左より)セイノーホールディングス田口義隆社長、AZ-COM丸和ホールディングス和佐見勝社長

両社は業務提携により、両社の車両と全国ネットワークを活用した顧客の事業拡大支援に向けた協力、相互補完型3PL事業における戦略的協働体制の構築、ラストワンマイル事業における戦略的協業および新たな事業モデルの検討を行う。

また、求貨・求車プラットフォームの活用による輸送効率の向上、積載率の改善および取引機会の拡大に向けた連携の推進、IT/DX分野における相互活用および共創体制の構築、系列・社友企業を含めたネットワーク連携の推進、物流分野における競争力確保に向けた有用資材等の共同購入を検討。さらに、トラックドライバーに対する安全教育やBCP事業ノウハウなど、相互にこれまで培ってきた知見の共有および学術的な研究、業務提携の具体化に向け、必要に応じて合弁設立や共同でのM&A等の検討を行うとしている。

両社は、和佐見氏の西濃運輸会長就任について、提携を着実に推進し、具体的なシナジーを創出していくためには、事業面での連携に加え、人的交流を通じた相互理解の深化と、より密接な協力体制の構築が重要なためと説明。

和佐見氏は「セイノーHD田口社長の掲げる『国力向上』という考え方に深く共感し、今回の業務提携に至った」と述べ、「現在、物流業界は深刻な人手不足、車両不足という課題に直面しています。こうした状況の中で、元気な企業同士が互いの強みを活かし合い、自社の成長にとどまらず、業界全体に良い影響を与えるモデルとなる事業を推進していくことが重要だと考えている」と話した。

AZ-COM丸和HDは、小売業に特化した3PL事業を強みとし、「在庫ゼロ」「納品100%」「ノー検品」を新たな物流モデルとして実現、またBCP物流体制の構築にも注力している。

セイノーHDの田口義隆社長は「セイノーグループが有する全国ネットワークと、AZ-COM丸和グループが培ってきた3PLやBCP対応に関する高い専門性は、まさに相互補完の関係にある」とし、「『在庫ゼロ』『納品100%』『ノー検品』を実現するノウハウは卓越したものであり、こうした強みを掛け合わせることで、輸送・保管・庫内運営・配送までを一体化した総合物流サービスを提供し、お客様に新たな価値を創出していきたい」と期待を語った。

セイノー、AZ COM丸和/業務提携でドライバー安全教育や求貨・求車プラットフォームの活用などを推進

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