日野自動車/古河工場が環境省「自然共生サイト」に認定、敷地内のビオトープを活用

2026年07月01日 11:42 / 施設・機器・IT

日野自動車の古河工場(茨城県古河市)が、このほど環境省「自然共生サイト」に認定された。

「自然共生サイト」は、民間企業や自治体、団体などの取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域を環境省が認定する制度。

古河工場は「自然と地域と共生する工場」をテーマに掲げ、工場敷地内のビオトープを活用し、生物多様性の保全や自然環境の維持・再生、地域への環境学習の機会の提供に継続的に取り組んでいる。

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北側緑地ビオトープ

工場の北側緑地では「Plant planters planting plants for the planet」(工場で働く人々による地球のための植樹)を合言葉に、2017年度より現在に至るまで、地域に自生する樹種を中心とした本物の森づくりを継続して行っている。2024年には、湿地帯の無かった北側緑地に105m2の池を造成して「緑と水の融合するビオトープ空間」が誕生。以降、ギンヤンマなどのトンボの飛来や、放流されたミナミメダカが多数繁殖するようになり、トウキョウダルマガエルの鳴き声も池の至る所から聞こえてくるなど、生物多様性がより豊かになった。

また、当初より自生していた木々や植物も大切に保全しながら、環境学習の際はフィールドとしても有効に活用。クヌギやコナラなどの木々から落ちたどんぐりを拾う体験や、木々と鳥や昆虫などとの生態系の関わりについて学びを得るなど、敷地内のあらゆる自然環境を利用、2026年には直射日光や風雨を凌ぐための東屋をビオトープエリアに設置するなど、子どもたちが安心して、安全に学びや気づきを得ることのできるフィールドづくりも推進。

地域の小学生児童たちと行う「卒業記念植樹」や「生物放流式」、「夜の昆虫観察会」など、季節の特性に応じた学習イベントを企画、開催することで、地域の子どもたちに生き物について学ぶ貴重な機会を提供している。

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自然観察&生物放流式

【主な生物・植生(環境省レッドリストに記載あり)】
ギンイチモンジセセリ(茨城県:絶滅危惧Ⅱ類 環境省:準絶滅危惧種)
オオムラサキ(茨城県:絶滅危惧Ⅱ類 環境省:準絶滅危惧種)
ミゾコウジュ(茨城県:準絶滅危惧種 環境省:準絶滅危惧種)
ミナミメダカ(茨城県:準絶滅危惧種 環境省:絶滅危惧Ⅱ類)
カワアナゴ(茨城県:情報不足*注目種)
ヨシゴイ(茨城県:絶滅危惧Ⅱ類 環境省:準絶滅危惧種)
トウキョウダルマガエル(茨城県:情報不足*注目種 環境省:準絶滅危惧種)

北海道日野自動車/「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に認定

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