アセンド/「配車組み」の課題を解決する技術で特許を取得

2026年07月01日 14:41 / 施設・機器・IT

運送管理システム「ロジックス」を展開するアセンド(東京都新宿区)は、このほど、ドライバーの労務・勤怠情報(健康診断情報含む)および車両の稼働・点検情報を統合した配車表生成技術について、特許を取得した(特許番号:特許第7842394号、取得日:2026年4月8日)。

今回特許を取得した技術は、配車組みに係る諸課題を解決するものとして開発されたもの。

配車組みは、その質が収益に直結する、運送会社におけるコア業務。しかし、ドライバーの当日の体調・勤務状況、車両の整備状況・特殊装備の有無、荷主ごとの納品時間指定・積み込み条件、荷物の種類・温度管理要件等、多様な要素を同時に考慮しながら、限られたリソースを最適配置する高度な判断業務であり、さらに近年では法令面の制約も一層厳しくなっていることから、熟練の配車担当者でも、一日の配車を組むには相当の時間とスキル・経験を要する。

また、従来の配車組みでは、ドライバーの労務状況や車両の点検情報が配車表と別のシステムや書類に分散しており、担当者がその都度手作業で照合しなければならなかった。

同社が開発した技術は、ドライバーの労務・勤怠情報と車両の稼働・点検情報をリアルタイムに統合し、一枚の配車表として可視化するもの。案件情報・車両情報を前面に表示しながら、ドライバーや車両にカーソルを合わせるだけで労務状況・点検状況をその場で確認でき、法令上配車不可のドライバーには即座に警告が出る仕組みとしている。

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特許を取得した配車組み

「ドライバー別」「車両別」「定常案件別」の表示切替や未配車案件の可視化も可能で、配車担当者の意思決定を多角的にアシストし、さらに、これまで熟練担当者の暗黙知に依存しがちであった配車ノウハウがシステム上で可視化されることで、属人化の解消と組織の知的資産の蓄積にもつながる。

同社では、「配車業務はその複雑さから担当者の育成に時間がかかる傾向があったが、本技術によって若手スタッフの早期戦力化にもつながる」とコメント。今後も、案件管理・配車・労務/車両管理など、「ロジックス」のコア機能を中心に特許権等の取得を進め、長期にわたって安心して利用できるサービスとしての基盤を強化していきたいとしている。

アセンド/福岡営業所を開設、九州の運送事業者のDX導入を推進

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