北海道労働局/2024年度はトラック216事業場に監査実施、法令違反は175事業場

2026年07月23日 15:31 / 労務

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北海道労働局はこのほど、管下17の労働基準監督署(支署)が、トラック、バス、タクシー・ハイヤーなどの自動車運転者を使用する事業場に対して行った2024年の監督指導の状況を発表した。

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業種ごとの法令違反事業場数と割合(出典:北海道労働局)

監督指導を行った事業場は250事業場で、そのうち労働基準関係法令違反が認められたのは208事業場(83.2%)となった。トラック事業者の監督指導を行った事業場は216、そのうち労働基準関係法令違反が認められたのは175で、違反率は81.0%だった。

主な違反事項は、労働時間97(違反率44.9%)、割増賃金60(同27.8%)、労働時間の状況の把握11(同5.1%)。

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業種ごとの主な法令違反事項件数(出典:北海道労働局)

また、全体で「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準告示)違反が認められたのは、139事業場(55.6%)となった。

改善基準告示でトラック事業者に監督指導を行った事業場数は125(57.9%)。主な違反事項は、拘束時間60(27.8%)、最大拘束時間75(34.7%)、休息時間45(20.8%)、最大運転時間28(13.0%)、連続運転時間65(30.1%)、休日労働6(2.8%)だった。

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業種ごとの改善基準告示違反事業場数及び割合(出典:北海道労働局)

監督指導において、「拘束時間」とは始業時刻から終業時刻までの時間で、労働時間と休憩時間を合計した時間。「総拘束時間」は一定期間(トラック・タクシーは1か月間、バスは1か月間又は4週間)における拘束時間。「最大拘束時間」は1日における拘束時間の上限時間を意味する。

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業種ごとの主な改善基準告示違反事項件数(出典:北海道労働局)

北海道労働局では、2024年4月から施行されている時間外労働の上限規制及び改正改善基準告示について、自動車運転者を使用する事業場に対し、引き続き周知を図るとともに、監督指導を行い、自動車運転者の適正な労働条件の確保に取り組む。

また、自動車運転者の長時間労働及び過重労働による健康障害の防止のため、取引先となる荷主事業者に対し、取引環境の改善に向けた取組の要請を行う。

自動車運転者を使用する事業場に対する2024年の監督指導状況

神奈川労働局/2024年度トラックで131事業場に監督実施、労働時間違反48.9%で最多

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