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2026年08月26日 15:11 / 車両・用品
日野自動車は8月26日、中型トラック「日野レンジャー」を一部改良して発売した。同モデルはアーチオングループの統合プラットフォーム戦略に基づき、三菱ふそうトラック・バスにも新型「ファイター」として供給される。新型ファイターは9月初旬の販売を予定している。
日野レンジャー/新型ファイターは、177kW(240ps)の高出力を発揮する5.1LのA05Cエンジンを搭載した中型トラック。トランスミッションは6速ATと6MTを搭載、排出ガスの後処理には、PM除去装置と尿素SCRを組み合わせたシステムを採用している。
今回の改良では、安全運転支援機能の追加とミラー設計の変更、デジタルタコグラフの搭載等によって、安全運転や運転負荷の軽減する。
安全運転支援機能では、速度制限や車両進入禁止などの道路標識を検知してメーターに表示し、速度超過時は警告音でドライバーに注意を促す「標識認識システム」を全車に標準装備。またスキャニングクルーズ作動中に制限速度標識を検知すると、ボタン操作のみで設定速度を制限速度に自動で切り替わる「標識連動型車速制御システム」も一部車型を除き、全車型に設定した。
ミラー設計は、ミラーカバータイプを採用し、ボデーと同色(白)を標準仕様として設定。夜間走行時における対向車からの視認性を高め、衝突や接触のリスク低減に寄与する。また、サイドアンダーミラーとアンダーミラーにはフレームレス仕様を採用し、キャブ周りの間接視界を拡大した。さらに、空力性能を追求したミラー形状とすることで、安全性の向上と省燃費を両立する。
デジタコは、法定3要素(時間・距離・速度)の記録に特化した、小型かつシンプルなデジタコを標準装備。SDカードに運行データを保存し電子化することで、安全な運行や法定義務の効率化に貢献する。
この他、尿素タンクを全車キャブ後方に移設し、形状も最適化。これにより、架装時の尿素タンクの移設改造を不要としている。
なお、アーチオングループでは、今回の取り組みに続いて、三菱ふそうから日野へ小型EVトラック「eキャンター」を供給を行う。生産開始は2026年度内を予定している。