栗山自動車工業/エンジン輸送に環境配慮型「リターナブルパレット」を導入

2026年09月02日 10:13 / 施設・機器・IT

栗山自動車工業(東京都江戸川区)は、日本トラックリファインパーツ協会(JTP)の加盟店間でのエンジン輸送において、リターナブルパレットを導入し、9月1日から運用を開始した。

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栗山自動車工業に導入されたJTPのリターナブルパレット

これまでエンジン輸送時の梱包には木材や段ボールを使用し、一度の輸送で廃棄していたが、今回導入したリターナブルパレットは返却・再利用を前提とするもの。これにより、使い捨て梱包資材の削減を図り、環境負荷を軽減する。同時に、JTPが推進する「同一品質・同一基準」の考え方に基づき、出荷荷姿の統一にも対応した。

従来の木材や段ボールを用いた梱包では、作業者の経験や技術も必要となるが、専用のパレットを使用することで梱包方法が標準化され、技術に依存しない安定した輸送が可能になることも期待される。また、梱包準備時間の削減や輸送事故の低減といった効果も見込まれている。

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(左)従来の木材・段ボールを使用したエンジン梱包、(右)新たに導入したJTPリターナブルパレット

同社部品課課長の田口氏は「今回のリターナブルパレット導入は、JTP加盟店各社が『同一品質・同一基準』を目指す取り組みの一環であり、当社もこれに対応していく。繰り返し使用可能な資材への切り替えは廃棄物削減や環境負荷の軽減につながる重要な取り組みだ」と述べている。

栗山自動車工業はこれまでも中古・リビルトパーツの流通を通じ、まだ使用可能なトラック部品を次の利用へとつなぎ、資源の有効活用を進めてきた。今回のリターナブルパレット導入もその延長線上にあり、JTP加盟企業として共通運用に対応しながら、環境への配慮を強化していく方針だ。同社は「お客様と地球を笑顔にするため」という経営理念のもと、限りある資源を有効活用する事業活動を今後も継続して進めていくとしている。

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