福山通運、T2/関東-九州間の中継輸送に自動運転トラックを組み込む検証を開始

2026年09月07日 11:38 / 経営

福山通運とT2は、自動運転トラックを活用した幹線輸送の新たな取り組みを開始した。福山通運が関東と九州・中四国間で行っている中継輸送の一部区間に、T2が開発した自動運転トラックを組み込むことで、輸送効率の向上を目指す。

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福山通運 加西支店に到着したT2の自動運転トラック

検証は8月26日より開始。関東ー九州・中四国の中継輸送のうち、神奈川県にある藤沢支店と、九州・中四国から関東向けの大量の荷物が集まる兵庫県の加西支店を結ぶ約510kmの区間に自動運転トラックを組み込み、福山通運の通常のトラックとの連携など一連のオペレーションを検証する。

このうち、レベル2自動運転区間は、東名・綾瀬スマートICー中国道・西宮北ICの約470km。T2がレベル4を見据えて各ICの近くに設置した無人/有人切替拠点「トランスゲート綾瀬」「トランスゲート西宮北」に立ち寄り、将来的な無人/有人運転の切り替えを見据えたオペレーションの手順も確認する。

また、関東ー関西間では、現状、勤務体系上ドライバー1名体制で運行可能な範囲は片道のみとなる。しかし、レベル4自動運転が実現すれば、1日1往復の運行が可能となり、輸送能力が少なくとも2倍に向上する見込みだ。このため、今回の検証では、藤沢支店から加西支店までの区間を24時間以内に運行完了できるかについても検証する。

現状、ドライバーの勤務体系上、1名体制では、関東ー関西間で上りか下りの「片道」の運行が限界ですが、ドライバーが乗車しないレベル4が実現すれば、「1日1往復」の運行が可能となり、輸送能力は少なくとも2倍に高まると見込まれます。このため、本取り組みでは、レベル4を見据えて、藤沢支店ー加西支店の区間の運行を24時間以内に完了できるかについても検証してまいります。

両社は、中継輸送における自動運転トラックの有効性を追求し、実証結果が得られれば定期運行に移行する計画だ。さらに、レベル4の実現に必要なオペレーション構築に向けた連携を深める方針である。

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