六興実業/プロジェクトホールディングスと資本業務提携、AI活用の業務・事業変革支援を推進

2026年09月08日 11:24 / 経営

六興実業は9月7日、プロジェクトホールディングスと資本業務提携契約を締結した。プロジェクトホールディングスのAIや業務改革の知見を活用し、運送会社向けの経営支援サービスの拡充を目指す施策。これにより、運送業界の課題解決や経営環境の改善を図る。

六興実業は、「社会インフラを後世に残す。そこにかかわる人が、豊かになる。」をビジョンに掲げ、トラック1台ごとの採算状況を可視化し、運賃交渉やコスト見直しにつなげる「トラック経営の見える化」サービス等を通じて、創業以来200社程度の中小運送会社の経営改善を支援している。

また、2025年10月には株式会社北総運輸(千葉県富里市)をグループに迎え、実運送会社の経営現場で、自社サービスを積極的に活用した経営改善を進めている。あわせて、各地域のトラック協会が主催するセミナーへの登壇や、協会や地域金融機関と連携した運送会社への経営支援など、業界団体・金融機関との取り組みも広がっている。

「トラック経営の見える化」サービスの提供先が増加し、紙やFAXの帳票も含め、運送会社の現場に残るリアルな経営データが蓄積されるなか、さらなるデータ活用の必要性・可能性が高まっている。同時に、サービス提供先の運送会社からも、より経営へ深く関与した支援を求める声が上がっていた。

提携先であるプロジェクトホールディングスは、企業の戦略策定のみならず、現場に深く入り込んだ業務改革や新規事業開発、AIを活用した業務・事業変革の支援について、ノウハウ・知見を豊富に有している。こうした運送会社の経営支援に対する要望に応えていくこと、六興実業自身の経営・オペレーションの高度化、そしてプロジェクトホールディングスが強みを持つ地域金融機関や大手企業との連携拡大を目的として、今回の提携に至った。

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資本業務提携の概要

資本業務提携により9月1日から、トラックの運行データや積載・稼働率など、中小運送会社では取得が難しかったデータの取得や、ドライバーの勤怠や日常点検といった日々の業務の効率化・データ化を可能とする「ドライバーアプリ」の提供を開始した。

また、「トラック経営の見える化」サービスによって蓄積されたデータ分析の高度化と経営支援アドバイスサービスの拡充を目指し、AIを活用したアドバイスツールなどのサービス・プロダクトの開発・提供等を目指す。さらに、六興実業が創業以来培ってきた地域運送会社のネットワークを活用した、運送・配送プラットフォームの構築や自社グループ(北総運輸)での実運送会社経営の知見を活かした、後継者不在など課題を抱える運送会社の事業承継支援などを行う計画だ。

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