ワークステーション/関東初、国内2台目の大型トラック運転シミュレーターを導入

2026年09月11日 13:09 / 施設・機器・IT

ワークステーション(東京都町田市)は、このほど関東エリアの運送事業者では初となる大型トラック運転シミュレーターを導入した。

国内では2台目で、9月よりドライバーの安全教育に本格活用を開始している。

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ワークステーションが導入した大型トラック運転シミュレーター

このシミュレーターは、実際の道路環境を再現した映像のなかで、対向車や歩行者、自転車との距離の取り方や危険予測の運転行動をAIがリアルタイムに解析し、運転操作を点数化する。急ブレーキ・急ハンドル・車間距離・死角確認といった項目ごとにAIが客観的な評価を行い、ドライバー自身の癖や弱点を数値・データとして可視化できる仕組みを構築。採点結果は本人に返すだけでなく、指導側の教え方の改善にも使うことで、AIに任せきりにしない教育体制としている。

従来の同社の若手ドライバー教育は、実車に同乗するOJTが中心。何をどこまで教えるかは指導者の感覚と経験に左右され、同じ新人でも、担当する指導者によって身につく内容に差が出てしまう状態だったという。

また、悪天候や夜間、歩行者の飛び出しといった事故につながりやすい場面は、実車の訓練では再現できないため、ドライバーが初めてその状況に遭遇するのが本番の路上になってしまう点も、安全上の課題だった。

同社では、これまで指導者の経験や感覚に左右されてきた安全運転教育を、客観的なデータに基づく育成へと転換することで、若手ドライバーの早期戦力化と無事故の両立を目指す。

若手ドライバーからは「危険な場面を安全に体験でき、実車に乗る前の不安が大きく減った」「AIの採点で自分の運転の癖に気づけた」という声が上がっている。ベテラン指導員からも「感覚的になりがちだった指導を、数値をもとに伝えられるようになった」と評価しており、実車へ移行したあとの適応もスムーズになっているという。

同社は今後、育成期間の短縮効果やヒヤリハット件数の推移について、定量データの収集と分析を進めていくとしている。

ワークステーション/安全運転・皆勤・勤続年数を報酬として還元する「エンゲージメントストック制度」を導入

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