全日本トラック協会/11月16日から「正しい運転・明るい輸送運動」
2026年09月15日 10:31 / 経営
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全日本トラック協会と各都道府県トラック協会は、11月16日から2027年1月10日まで、第66回「正しい運転・明るい輸送運動」を実施する。年末年始の輸送繁忙期を控え、交通・労働災害の防止、環境保全、輸送秩序の確立を図る。
運動では、経営トップ、管理者、運転者らが一体となり、飲酒運転の根絶を最重点課題の一つに位置付ける。アルコール検知器を用いた点呼時の確認を徹底するとともに、飲酒運転をしないことの宣言書への署名など、意識向上に向けた取り組みを進める。
事故防止では、交差点事故と追突事故への対策を強化する。運行管理者は、実際の事故傾向を踏まえた教育を行い、適正速度や車間距離の確保、運転中の携帯電話・スマートフォン使用禁止を徹底する。交差点左折時の自転車事故対策として、側方衝突監視警報装置の普及も促す。
過労運転防止に向けては、改正改善基準告示を順守し、繁忙期でも無理のない運行計画、乗務割、休憩計画を作成する。点呼時には疲労、睡眠不足、健康状態を確認し、異常がある場合は乗務させない。健康診断の受診と結果の把握も求める。
冬季輸送対策では、気象情報や道路状況を踏まえ、早期の冬用タイヤ交換とチェーンの適切な使用を要請する。冬用タイヤは、運行前にプラットホームによる溝深さの確認を行う。また、大型トラックの車輪脱落事故防止に向け、適切なタイヤ交換作業と日常・定期点検を徹底する。
このほか、荷役作業における役割分担の明確化、安全作業連絡書などによる作業内容の共有、墜落・転落防止措置、偏荷重を防ぐ積付けと確実な固縛を実施する。エコドライブやアイドリング・ストップ、運輸安全マネジメントによる安全意識の向上、輸送品質・接客サービスの改善にも取り組む。
全ト協は、ホームページや業界紙などを通じて運動の周知を図るほか、功績のあった事業所・従業員を表彰する。各都道府県トラック協会と事業者には、研修会や安全会議の開催を通じ、現場での実効性ある安全対策を推進するよう求めている。
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