関東トラック協会海上コンテナ部会調査/海コン運転者の高齢化が加速、50代以上が約7割に

2026年09月24日 17:09 / 経営

関東トラック協会 海上コンテナ部会がこのほど公表した調査結果によると、50代以上が全在籍者の約7割を占め、海上コンテナセミトレーラ運転者の高齢化が着実に進行している実態が明らかになった。

この調査は、関東1都7県の各トラック協会の海上コンテナ部会員事業者を対象に実施したもの。

それによると、2026年3月31日時点での海コンセミトレーラ運転者数は1246名。このうち「50歳代」が46.9%と約半数を占め、「60歳代(20.2%)」と「70歳以上(3.0%)」を合わせると、50代以上の構成比は70.1%に達する。これに対し、「20歳代」は2.9%、「30歳代」は7.6%にとどまっている。

20260924kaicon 1024x642 - 関東トラック協会海上コンテナ部会調査/海コン運転者の高齢化が加速、50代以上が約7割に

海上コンテナセミトレーラ運転者 年齢別 在籍者数(2026年3月31日現在)

今回の調査における運転者の平均年齢は52.8歳。2013年度は46.8歳だったが、徐々に高齢化が進んでいる。なお、全産業平均の44.4歳と比較しても、その高齢化の傾向は顕著である。

対象期間(2025年4月~2026年3月末)における新規採用者数は109名、退職者数は91名。年代別の採用・退職状況を見ると、新規採用者の中心は「50歳代(35.8%)」が最も多く、次いで「30歳代(16.5%)」、「60歳代(15.6%%)」と続く。一方、退職者についても「50歳代(34.1%)」、「60歳代(19.8%)」が上位を占めている。

20260924kaicon 2 1024x623 - 関東トラック協会海上コンテナ部会調査/海コン運転者の高齢化が加速、50代以上が約7割に

海上コンテナセミトレーラ運転者 年齢別 新規採用者数・退職者数(対象期間:2025年4月より2026年3月末までの1年間)

調査結果からは、現在の海コン輸送を支える現場が高齢のドライバー層に依存している現状が浮き彫りとなった。今後、退職者の増加に伴う労働力不足が懸念される中、若年層の採用強化とあわせて、中高年齢層が長く健康に働ける環境づくりや、省人化・効率化への投資がますます重要性を増していくといえる。

クロスマイル/製造業の6割が受注停止、影響は石油化学製品が最多、物流にも支障

トラックニュースはトラックに関するB2B専門の
ニュースを平日毎朝メール配信しています

メルマガ無料登録はこちら

経営 に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧