トラックドライバー実態調査/4人に1人が混雑のない中小規模PAを休憩場所に選択

2026年09月25日 16:53 / 労務

物流DXプラットフォーム「トラッカーズ」を運営するAzoopの調査で、休憩施設に中・小規模PAを選択しているトラックドライバーが多いことがわかった。

この調査は、全国のトラック・商用車ドライバー126名を対象に「運転中の休憩・SAの活用」をテーマに実施したもの。

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長距離運行中に好んで利用する休憩施設では、「大型SA・PA」が31.0%で最多だった一方、「あえて混雑を避けた中・小規模PA」も24.6%と約4人に1人が選択。「国道の道の駅」も15.1%に上り、ドライバーが施設の充実度よりも、混雑の回避や駐車のしやすさを重視している実態が見えた。

次の休憩までの走行時間については、「3時間~4時間未満」34.1%、「ほぼ4時間ジャスト」12.7%を合わせ、全体の46.8%が「3時間以上」走行後に休憩を取ると回答。週3日以上運転するドライバー(95名)に限ると、この割合は52.6%と過半数に達した。

改善基準告示が定める連続運転時間の上限(原則4時間)を意識した行動パターンが、現場に定着しつつあることがうかがえる。1回あたりの休憩時間は「30分程度」が46.0%で最多だった。

暑い時期の荷役・荷待ちに関する自由回答では、現場の切実な声が相次いだ。「今の時代に手積みなんてあり得ない」「長時間待機をさせるのに『アイドリング禁止』という納品先」「汗をかいた後にクールダウンできる場所が欲しい」など、手積み・手降ろしの身体的負担、先の見えない荷待ち、エアコン使用を阻むアイドリング禁止の3点が特に深刻な課題として浮き彫りとなった。

改正物流二法の施行により荷主への対応義務化が進む中、法整備と現場実態の乖離は依然として大きい。管理者層には、休憩地点の柔軟な設定や荷主との環境改善交渉に向けた、現場データの積極活用が求められる。

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