経営に関する最新ニュース
一覧- ダイムラーとボルボ/プラットフォーム開発の合弁会社設立予定を公表 (05月20日)
- 全ト協/引越安心マーク申請を7月8日から受付開始 (05月20日)
- トラック運送業界の景況感/今期、来期とも悪化が続く見通し (05月16日)
- 三菱ふそう/スーダンとモルディブにトラック138台を納車 (05月16日)
- 全ト協/22年度経営分析報告書を発表、小規模業者の厳しさ浮き彫りに (05月16日)
2024年03月29日 10:23 / 経営
鴻池運輸は3月29日、NEXT Logistics Japan(NLJ)と共同で全長25mダブル連結トラックの運行を開始すると発表した。
<ダブル連結トラックのイメージ>
鴻池運輸は、2021年にNLJが推進する「ドライバー不足によりモノが運べなくなる社会課題の解決」に向けた取り組みに参画しており、今回の取り組みはその一環となるもの。鴻池運輸の25mダブル連結トラックの運行は今回が初で、2024年5月末からの開始を予定している。
ダブル連結トラックは2台を導入し、関東・関西の輸送において鴻池運輸の北関東流通センター営業所(群馬県邑楽郡)、京都城陽配送センター営業所(京都府城陽市)を発着拠点、NLJ取引先事業会社の拠点(静岡県藤枝市を予定)を中継拠点としてドライバーを交替し、運行する計画。
ダブル連結トラックは、1台で大型トラック2台分の輸送力を1人のドライバーで確保できるため、CO2排出量の削減効果とともに、トラックドライバー不足への対策として期待される。また、1人のドライバーが関東・関西間の全工程を輸送すると1泊2日の工程となり拘束時間が長時間化するが、中継拠点を設けることでドライバーは日帰り運行ができるようになり、労働環境の改善も見込まれる。
なお、鴻池運輸とNLJは、2024年夏頃に別の運行計画におけるダブル連結トラック2台の導入も予定している。