北海道運輸局／24年11月のトラック運送事業者に対する行政処分を公表

北海道運輸局は1月20日、昨年11月にトラック運送事業者に対して行った行政処分を公表した。

「輸送施設の使用停止（10日車）」以上の行政処分を受けたのは、次の通り。

■北栄運輸・恵庭営業所（恵庭市戸磯）
車輪脱落事故を端緒として監査を実施。ホイールボルトの折損、ホイールナットの脱落等に起因する車輪脱落事故を発生させたこと等、4件の違反が確認されたため、11月22日に輸送施設の使用停止（30日車）及び文書警告の行政処分を行った。当該違反点数3点、管内累積点数3点。

■友和運輸・本社営業所（夕張郡長沼町）
事故、法令違反、事件、苦情等の状況を端緒として監査を実施。定期点検整備の実施義務違反等、5件の違反が確認されたため、11月22日に輸送施設の使用停止（180日車）及び文書警告の行政処分を行った。当該違反点数18点、管内累積点数18点。

■小樽建設産業・本社営業所（小樽市幸）
関係機関からの情報を端緒として監査を実施。運転者に対する指導監督義務違反等、4件の違反が確認されたため、11月22日に輸送施設の使用停止（10日車）及び文書警告の行政処分を行った。当該違反点数1点、管内累積点数1点。

■道央通商旭川・本社営業所（旭川市永山北1条）
公安委員会からの通知等を端緒として監査を実施。特定運転者に対する適性診断受診義務違反等、5件の違反が確認されたため、11月22日に輸送施設の使用停止（20日車）及び文書警告の行政処分を行った。当該違反点数2点、管内累積点数2点。

■北海道輸送・下川営業所（上川郡下川町共栄町）
車輪脱落事故を端緒として監査を実施。ホイールボルトの折損、ホイールナットの脱落等に起因する車輪脱落事故を発生させたことで、11月22日に輸送施設の使用停止（20日車）の行政処分を行った。当該違反点数2点、管内累積点数2点。

■光サービス・本社営業所（苫小牧市ウトナイ北）
車輪脱落事故等を端緒として監査を実施。運行記録計による記録の改ざん・不実記載等、12件の違反が確認されたため、11月22日に輸送施設の使用停止（120日車）及び文書警告の行政処分を行った。当該違反点数12点、管内累積点数12点。

■樫野商事・本社営業所（苫小牧市沼ノ端中央）
関係機関からの情報を端緒として監査を実施。運行管理者の選任違反、乗務等の記録の改ざん・不実記載等、13件の違反が確認されたため、11月22日に事業許可の取消し処分を行った。当該違反点数92点、管内累積点数92点。

■武田産業・本社営業所（帯広市大空町）
改善報告未提出を端緒として監査を実施。運転者に対する指導監督の記録保存義務違反等、15件の違反が確認されたため、11月22日に事業許可の取消し処分を行った。当該違反点数59点、管内累積点数84点。

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