河野/特定技能外国人ドライバー第1期生が入社、多国籍チーム体制を目指す

2025年11月10日 15:46 / 経営

食品物流サービスの河野(広島市)は11月6日、「特定技能1号(自動車運送業)」の在留資格を取得した中国人ドライバーの入社オリエンテーションを兵庫県尼崎営業所で実施した。

<入社オリエンテーションの記念撮影>
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同社の特定技能1号トラックドライバーの採用は今回が初。

入社したのは、任帥(ニン スイ/27歳男性)氏で、技能実習生として来日した経験があり、日本での生活は2回目。「まだ分からないこともたくさんありますが、いろいろ教えてもらいながら早く慣れて、会社の役に立てるよう頑張りたいです。故郷に残してきた家族のためにも、一生懸命努力していきます」とコメントした。

同社の河野幹章社長は「家族のためにもしっかりと仕事をしたい、という任帥さんの言葉を改めて聞き、その強い決意と真摯な姿勢に心を打たれました。新しい環境でのスタートには不安もあると思いますが、その想いを力に変えて、ぜひ前向きに取り組んでほしい」と語り、「会社としても、任帥さんの気持ちをしっかりと受け止め、特定技能ドライバーとして安心して働き、成長できるよう全力で支えていきます」と語った。

同社では既にラオス人技能実習生が活躍しており、国籍を超えたチームワークの効果を実感している。今回、登録支援機関の協力を得て、特定技能制度をいち早く活用することで、持続可能な人材確保と、多様な人材が活躍できる職場環境の構築を目指す。

■河野(https://www.transport-kono.com/

しんけん/国内初、ベトナム国籍の特定技能ドライバーが就労を開始

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