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2023年05月11日 16:15 / 経営
極東開発工業のグループ会社である日本トレクスは5月11日、主力製品であるトレーラー生産の新工場を、本社内に建設すると発表した。投資額は40億円で2024年5月完成予定。
<新工場イメージ>
新工場は、トレーラーの溶接と塗装を一貫ラインとすることで、高所作業を低減し、安全な作業環境を構築。また各工程で自動化による省力化・省人化を推進し、塗装やショットブラストなどの重要工程をロボット化することで、生産能力を現行比で約40%の向上を見込んでいる。生産製品は、ダブル連結トラックや平床セミトレーラー、コンテナセミトレーラー、ウイングセミトレーラーなどを予定。
さらに部品塗装を粉体塗装化することでVOC(揮発性有機化合物)を年間約6.3トン削減することが可能なほか、太陽光発電の設置によりCO2排出量についても、年間約3.2トン削減するなど、環境にも配慮した工場となる予定としている。
【概要】
名称:日本トレクス本社トレーラ生産工場(E工場)
所在地:愛知県豊川市伊奈町南山新田350番地
生産品目:トレーラ
建築面積: 1万2008.8m2
生産能力:12台/日
投資額:約40億円(建物・設備含む)
竣工予定:2024年5月