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2024年05月10日 11:05 / イベント・セミナー
EVモーターズ・ジャパンは5月9日から開幕したジャパントラックショー2024で、ウォークスルーバンタイプのe物流車E1/E2を展示した。
現在、全国でEVバスの納車を進めている同社だが、バスに続いて展開を予定しているのがEVトラック。将来的には小型から16トンクラスの中型、さらにトラクターヘッドまで、幅広いラインアップを導入する計画だ。
今回展示されたE1/E2は、その第1弾として開発中の車両。「E1」は1トン積、「E2」は2トン積みの小型EVトラックで、宅配などに適したウォークスルーバンのスタイルとしているのが特徴。全長5380(E2は5900)×全幅1900×全高2650mmと取り回ししやすいコンパクトなボディサイズに加え、フロア高も440mmと低く荷室への乗降も楽にできるなど、ドライバーに優しいEVトラックとなっている。
<荷室高も2100mmと高く、立ったままで作業できる>
搭載するバッテリーはE1が約60kWh、E2が約80kWhで、航続距離はE1が240km、E2が200km。独自技術のアクティブ・インバータを搭載し、100万分の1秒というリアルタイムでのモーター制御を行うことで、長距離走行とバッテリーの長寿命化を実現するという。
発売は24年度中の予定。説明によると、既に開発はほぼ完了しており、現在は細部の調整などを行っている段階とのこと。EVバスでは多くの実績がある同社だけに、EVトラックも大いに期待されるところである。