行政処分/北陸信越運輸局、11月に富山と長野の2事業者を行政処分

2024年12月23日 15:09 / 経営

北陸信越運輸局は12月23日、今年11月にトラック運送事業者に対して行った行政処分を公表した。

「輸送施設の使用停止(10日車)」以上の行政処分を受けたのは、以下の2社。

■タカミ・本社営業所(富山県富山市塩字内割)
2023年11月6日に監査を実施。(1)疾病、疲労等のおそれのある運行の業務、(2)点呼の記録違反一部記録なし、(3)点呼の記録違反記載不備、(4)業務の記録違反、(5)運行記録計による記録違反、(6)運転者等台帳の作成なし、(7)運転者等台帳の記載不備、(8)運転者に対する指導監督義務違反一部不適切、(9)運転者に対する指導監督に係る記録の記載不備、(10)特定の運転者に対する運転適性診断受診義務違反を確認。

11月14日に輸送施設の使用停止(60日車)及び文書警告の行政処分を行った。当該違反点数6点、管内累積点数6点。

■片倉運輸・本社営業所(長野県茅野市宮川)
2023年11月6日・20日に監査を実施。下記18件の違反を確認。

(1)乗務時間等告示の遵守違反、(2)疾病、疲労等のおそれのある運行の業務、(3)整備管理者の選任違反、(4)整備管理者の選任(変更)の未届出、(5)定期点検整備等の未実施、(6)12月点検整備の未実施、(7)点呼の実施違反、(8)点呼の記録違反、(9)業務の記録違反記載不備、(10)業務の記録違反一部保存なし、(11)運行記録計による記録違反、(12)運行指示書の作成なし、(13)運転者等台帳の作成なし、(14)運転者等台帳の記載不備、(15)運転者に対する指導監督義務違反一部不適切、(16)運転者に対する指導監督に係る記録の一部記録なし、(17)運転者に対する指導監督に係る記録の記載不備、(18)運行管理者に対する指導監督義務違反。

これにより11月26日に事業停止(30日間)、輸送施設の使用停止(150日車)、文書警告の行政処分を行った。当該違反点数45点、管内累積点数45点。

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