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2025年04月08日 15:51 / 経営
全日本トラック協会が4月1日に発表した、「荷主企業対象 物流の2024年問題対応状況調査」によると、29.4%の荷主が荷待ち・荷役時間の削減に「取り組む予定はない」と答えていることがわかった。
一方で、「ある程度取り組んでいる」36.9%、「積極的に取り組んでいる」15.7%、「まだ開始していないが今後取り組む予定」8.7%と、約6割の荷主は荷待ち・荷役時間の削減に前向きな姿勢を見せている。
この調査は、荷主企業における物流の2024年問題への認識度や対応の実態について明らかにするために、2024年11月1日~14日にインターネットで実施したもの。3601事業者が回答した。
まず、自社の物流に関する内容の認知状況については、「知っている」70.8%、「知らない」29.2%だった。また、ドライバーの待ち時間の把握状況では、「把握している」57.0%、「把握していない」43.0%となった。
待ち時間の発生状況を尋ねたところ、「ほぼ発生していない」38.9%で最多。以下、「30分未満」29.6%、「30分から1時間未満」21.9%が続いた。一方で、「1時間から2時間未満」7.5%、「2時間から3時間未満」1.3%、「3時間以上」0.8%といった回答もあった。
ドライバーの待ち時間発生の主な要因(複数回答)については、「荷積み荷卸し時間の集中」が46.1%と最も多く、「人手不足」25.9%、「荷造り作業の遅れ」24.5%が続いた。
また、運送依頼時における書面交付の状況を尋ねたところ、「全て書面により依頼している」が50.6%と半数を超えた。一方で、「一部口頭での依頼もある」28.5%、「全て口頭による依頼で、書面を作成していない」20.9%となった。