アーチオンは8月12日、経営統合後初の四半期決算を発表した。それによると、売上収益5978億6900万円、営業利益2622億6000万円、税引前利益2622億9900万円、親会社の所有者に帰属する当期利益2514億5500万円となった。
売上収益は前年同期比14%増。このうち新車販売は18%増、補給部品・サービス事業も6%増となった。
第1四半期の連結売上台数は、日野、三菱ふそうともに販売台数が増加し、約6万台で前年同期より14%増。日本市場は、好調な主力製品の販売に加え、大型・小型トラックの新型モデル発売による製品ラインナップの拡充と供給改善によって販売台数が前年同期比20%増加した。東南アジア市場は、インドネシア政府向けの大型受注により、約2万2000台となり、前年同期比51%増となった。
中東市場は地域情勢の混乱の影響で、販売台数は約1000台に留まり、前年同期比82%減となったが、現地パートナーとの連携を通じて陸送や代替港湾を活用した物流ルートを確立し、車両および部品の供給を継続して実施している。現時点における影響は概ね想定の範囲内で推移しており、連結売上台数の通期見通しに変更はないとしている。
なお、経営統合に伴う企業結合会計で、2332億円の暫定的な負ののれん発生益を計上した。これは、企業結合時に取得した日野の純資産の公正価値が、取得対価を上回ったことに起因するもの。
非現金収入の利益であるため、キャッシュ・フローおよび配当方針への影響はないが、この負ののれん発生益を計上するため、2026年度通期業績予想は修正。営業利益は2026年5月公表時の1100億円から3432 億円、当期利益は770億円から3102億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は700億円から3032億円に修正した。
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