中野国交大臣/備蓄米輸送「目詰まりが発生しないよう、農水省と連携して取り組む」
2025年06月02日 11:38 / 経営
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国土交通省中野大臣は、5月30日の会見で備蓄米の迅速な出庫及び輸送への取り組みについて説明した。
備蓄米輸送については、5月28日に小泉農林水産大臣が来訪し、備蓄米の円滑な流通に向けて「保管する倉庫からの迅速な出庫、トラックによる滞りない運送、この2点について国交省の協力をお願いしたいという話があった」と報告。
これに対し「国土交通省より物流業界に対して、協力を働きかけていくとともに、農水省のチームと連携を図る国交省内の体制も整えていくという旨をお伝えした」とし、これに向けて備蓄米の物流対策を担当する「備蓄米物流支援室」を設置したと説明した。
中野大臣は「この備蓄米物流支援室は、農林水産省から物流の面で目詰まりが発生しているという情報が寄せられた際に、速やかに、出庫や輸送を担う物流事業者の手配を支援するなどの取組を想定している。国交省としても、備蓄米に関して、物流の面で目詰まりが発生しないよう、農水省とよく連携をして取り組んでいきたい」と意気込みを表明した。
なお備蓄米の運送については、農水省の経費負担で指定場所に運ぶことが決定されているが、小泉農水大臣は「物流面の課題も、これからいろいろと進めながら出てくる可能性があると思う」としながら、「政府を挙げた総力を活用して、課題を乗り越えていきたい」と説明している。
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