転職希望者アンケート調査/大中型トラックドライバーへの転職希望者が3割占める
2025年06月13日 17:45 / 労務
運送・物流業に特化した専門求人サイト「ドラピタ」を運営するオーサムエージェントが実施したユーザーアンケートによると、大中型ドライバーへの転職を希望するユーザーが多いことがわかった。
このアンケートは、ドラピタの利用ユーザーを対象に実施したもの。20代~60代以上のドラピタユーザー計91人が回答し、特に40代~50代からの回答が半数以上を占めた。
まず「現在の転職活動において希望している職種」」という質問では、大型トラックドライバーが16.4%で最多、次いで中型トラックドライバーが15.4%で続いた。
同社では、ドラピタユーザー内に実務経験者が多く、免許・キャリアに基づいた志向性が強く反映されている結果だと分析している。また、特殊車両(アームロール車・パッカー車・タンクローリー・ユニック車など)への希望が全体の2~3%ずつ分散している点より、専門性を持つ求職者が明確な目的を持って応募していることがわかった。
「転職活動を始めるきっかけ」という質問では、「給与・条件を上げたい」が37%でトップ。次いで「労働時間や勤務環境」(25%)、「人間関係」(16%)が上位に入り、待遇・職場環境・人間関係という“現職への不満”が転職活動の主因となっている。
また「転職活動開始から転職先決定までの期間」は、1カ月以内が37.4%で最も多く、3カ月以内まで含めると約7割を占めた。比較的短期間で転職を完了させていることから、求人掲載時にはスピード感のある選考体制と、早期の応募動機づけが必要としている。
<転職活動をする際に利用を検討するサービス/手段は何ですか>
「転職活動をする際に利用を検討するサービス/手段」という質問では、「検索型求人サイト」と「WEB総合求人媒体」で4割以上を占め、「ドライバー専門の求人メディア」がこれに続いている。
また利用するサービスの決め手としては、「求人数の多さ」や「希望条件とのマッチ度」が多く、さらに「応募のしやすさ」や「情報の詳しさ」といった操作性・信頼性の観点も重要視されていることがわかった。
最新ニュース
一覧- トーヨータイヤ/タイヤ作業コンテストを開催、15名が知識と腕を競う (09月12日)
- 四国運輸局/8月末現在「トラック・物流Gメン」要請11件、働きかけ82件 (09月12日)
- 日本自動車工業会/脱炭素化でブラジル自動車工業会と共同ステートメントを発表 (09月12日)
- JL連合会/大雨や夏野菜出荷減少で、25年8月全国取引高は6.8%減 (09月12日)
- 全日本トラック協会/重さ指定道路の指定で325区間を要望 (09月12日)
- 全日本トラック協会/「高さ指定道路」の指定で188区間を要望 (09月12日)
- 和歌山県トラック協会/トラックの日「交通安全フェスティバル」10月5日開催 (09月12日)
- みなと運送/三菱ふそう「キャンター」3トンウイング車導入 (09月12日)
- 北海道運輸局/10月16日、自動車運送事業者を対象の「事故防止セミナー」を開催 (09月12日)
- 愛知県トラック協会/「適正化セミナー」山口達也氏が飲酒運転撲滅で講演、11月11日開催 (09月12日)
- 長崎県/外国人雇用・労務対策セミナー、10月10日開催 (09月12日)
- 大分県/「大分港大在地区利用促進セミナー in 東京」10月9日開催 (09月12日)
- 中央道/10月6日から八王子IC~八王子JCTでリニューアル工事、最大5kmの渋滞発生を予測 (09月12日)
- 横浜新道/9月24日・25日、新保土ヶ谷ICを夜間ランプ閉鎖 (09月12日)
- 国道161号(湖西道路)/仰木雄琴ICオンランプ(京都方面)、9月16日~22日に夜間通行止め (09月12日)
- ボルボ/大型トラック「FH」1135台をリコール、燃料漏れのおそれ (09月12日)
- 全日本トラック協会/公正取引委員会の軽油価格カルテルの強制捜査で事実解明求める (09月11日)
- ドライバー職/25年8月パート・アルバイト募集時平均時給、東日本1281円・西日本1190円 (09月11日)
- ドライバー/社歴5年未満は事故リスク約3倍 (09月11日)
- ギオン/自社ブログに「現場で働くってどんなこと?物流の仕事のリアル」掲載 (09月11日)