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2023年06月28日 17:15 / 施設・機器・IT
いすゞ自動車は6月28日、伊藤忠商事、伊藤忠エネクス、鹿島建設、鴻池組、清水建設、竹中工務店と共同で、大阪府が公募した「2023年度カーボンニュートラル技術開発・実証事業」に応募し採択されたと発表した。
この事業は、世界的なイベントである万博の機会を活かして、大阪府がカーボンニュートラルに資する技術の開発・実証にチャレンジする企業を後押しすることを目的として昨年度より実施しているもの。昨年度は、伊藤忠商事と伊藤忠エネクスの「RD(リニューアブルディーゼル)を用いた建設・輸送分野における脱炭素化実証事業」が採択されている。
「リニューアブルディーゼル」は、食品競合のない廃食油や廃動植物油等を原料として製造されるバイオディーゼル燃料の一つ。ライフサイクルアセスメントベースでのGHG排出量で、石油由来の軽油と比べて約90%削減できる。
今年度は、いすゞ、鹿島建設、鴻池組、清水建設、竹中工務店が新たに参画。伊藤忠商事は世界最大のリニューアブル燃料メーカーであるネステ社(フィンランド)からRDを調達、いすゞはトラック・産業機械への利用を視野にエンジン試験を実施し、保証の付与に向けた検討を進めるほか、伊藤忠エネクスは大阪府内の供給網を拡充するとともに、鹿島建設、鴻池組、清水建設、竹中工務店は万博の建設工事における利用実証に取り組んでいく。