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2023年07月07日 16:01 / 施設・機器・IT
福岡運輸(福岡市)は7月6日、水素燃料電池(FC)トラックの商用利用を同月4日から開始したと発表した。FCトラックの導入は西日本では初。
<FCトラック出発式>
導入されたFCトラックはトヨタといすゞが共同開発したもので、いすゞの小型トラック「エルフ」をベースに、トヨタの燃料電池(FC)ユニットを活用したもの。積載量約3トンで、約10分の水素充填で約260kmを走行。主に福岡都市圏を中心に食料品の配送を行う。
同月3日には福岡県庁で出発式を開催し、服部知事と香原勝司福岡県議会議長も試乗。知事は、「水素を安定的にまた大量に消費するFCトラックを普及させることで、水素ステーションの整備も進むと考えている。FCトラックの普及・活用に力を尽くしていくので、ご支援をお願いしたい」と挨拶するなど、福岡県としてしてもFCトラックの導入を積極的に推進している。
<FCトラックに試乗する知事>