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2023年07月27日 16:04 / 施設・機器・IT
三菱ふそうトラック・バスは7月27日、スーパーグレート、エアロエース、エアロクイーンの排ガス発散防止装置の制御プログラムに不具合があるとして2万9077台、また22年3月のリコール(届出番号5109)の対象車の一部において制御プログラムが正しく書き換えられていないため、スーパーグレート271台のリコールを国土交通省に届け出た。
リコールの対象となるのは、前者が2019年3月~2023年2月に製造されたスーパーグレート2万7923台、エアロエース1005台、エアロクイーン49台。後者は2019年5月~2021年3月に製造されたスーパーグレート271台。
不具合の部位はともに排出ガス発散防止装置(制御プログラム) 。大型トラック・バスにおいて、排出ガス発散防止装置制御端末(ACM)の設定が不適切なため、センサーの故障を確定する作動シーケンス(エンジン始動から停止、及び次のエンジン始動までの期間)が、保安基準の規定回数を超えていることから、全車両、ACM制御プログラムの設定値を正しい値に書換える。 また後者については、改善措置の作業指示が不適切なため、排出ガス発散防止装置制御端末(ACM)の制御プログラムが正しく書き換えられていない。そのため、ACMの故障診断が正しく行われないことから、全車両、正しいACM制御プログラムに書換える。これまでに事故はなく、不具合情報も寄せられていない。
<改善箇所>