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2023年08月07日 13:14 / 施設・機器・IT
eラーニングシステム「グッドラーニング!」を展開するキャブステーション(本社:東京都新宿区)は8月7日、旭川地区トラック協会が「グッドラーニング!トラック初任運転者講習」を導入すると発表した。
これまで旭川地区トラック協会は、新人ドライバーに義務付けられた「初任運転者講習」の座学研修を旭川市内にて開催し、15時間以上が必須であるこの研修を事業者に代わって行うことで時間と人手の確保が難しいトラック事業者を支援してきた。
しかし、旭川地区トラック協会に加盟する事業者の所在地は広域に渡り、その範囲は東京~名古屋間の距離に匹敵する。このため会場までの移動が事業者の大きな負担となっており、北海道ならではの事情といえる。
この課題を解決すべく旭川地区トラック協会が導入するのが「グッドラーニング!」である。パソコンやスマートフォンを使い、地理的な制約を超えて各地に点在する事業者の新人ドライバーたちが事業所にいながら初任運転者講習を受講できる仕組みを構築することで、事業者の負担を軽減する。
<グッドラーニング!トラック初任運転者講習・チェックテストで効果測定>
また、グッドラーニング!は24時間いつでも受講ができるため、荷待ちなど空いた時間に学習ができるという点も大きなポイントとなっている。
旭川地区トラック協会は「当地区は、北海道内の主に道北地域と呼ばれる地域であり、南から北まで直線距離で250㎞以上ある広い地区。各地で初任教育を開催するのは難しく、遠方からトラック協会会場まで来ることも負担で、特に冬期間は豪雪地域でもあり、開催もできなかった。初任教育は事故防止対策への要かつ第1歩であり、いつでも受講可能で会員事業者の管理者や経営者の負担軽減にも繋がるため、このグッドラーニング!を採用した。受講した方は有効に使ってもらい、運転手としての必要な知識等を取得して頂き、一般ドライバーの模範となるようなトラックドライバーとして活躍して頂きたい」とコメントしている。