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2023年10月18日 13:56 / 施設・機器・IT
Hacobuは10月18日、スマホアプリ「MOVO Driver(ムーボ・ドライバー)」β版に、物流情報マップ機能を実装したと発表した。
「MOVO Driver」は、23年6月に提供を開始した無料で利用可能なスマホアプリ。今回実装した「物流情報マップ」機能は、全国の物流拠点情報、軒先条件のほか、大型車が駐車可能なコンビニやトラックが利用できるシャワー付きのガソリンスタンドなど、約1万6000の地点情報が登録されており、さらに掲載されていない地点や情報の追加・更新も可能となっている。
<物流情報マップ機能>
ドライバーは、マップ上に表示させたい項目「物流拠点」「コンビニ」「食事」「ガソリンスタンド」「道の駅・TS」「待機場所」を選択することで、物流拠点、大型車が駐車可能なコンビニ・飲食店情報、シャワー付きガソリンスタンド情報、休憩・待機可能な道の駅、待機場所をマップ上から確認可能。リリース時点では、全国の物流拠点、道の駅、トラック用のガソリンスタンド、南関東(神奈川、東京、埼玉、千葉)を中心とした大型トラックが駐車できるコンビニ、飲食店等の地点情報が掲載されている。
従来、ドライバーは物流拠点の軒先条件などの情報を、同僚や納品先に直接確認して管理するなど負荷がかかっている。また大型トラックは、駐車・利用可能な場所が限られているため、休憩場所を探すために、公開情報の検索や地図の航空写真を拡大して推察、また直接電話して確認したりと確認作業に多くの手間とストレスがかかっている。
今回実装された新機能は、このようなドライバーの不要な手間やストレスを軽減するもので、ドライバー自身や物流拠点の担当者等が情報を追加することができるため、ドライバーに必要な情報が集約された物流情報マップを皆で作り上げていくことが可能となっている。