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2023年12月26日 16:05 / 施設・機器・IT
ウィルポートは12月26日、デリバリーサービス向けラストワンマイルDXサービス「Polaris Navi」に新機能を追加した。
追加された機能は「お知らせ機能」、「店舗カルテ」、「現場カルテ」の3つ。これにより、デリバリーサービスの効率向上とドライバーとのスムーズなコミュニケーションを実現する。
・お知らせ機能
管理者(ウィルポートや案件オーナー)から、伝達する機能。
これまでの情報伝達の経路は、管理者→現場のリーダー→配送パートナー責任者→現場ドライバーと多層構造になっており、管理者から現場のドライバーに知らせたい内容が伝わらない、伝わっているかどうかも確認が出来ない。この課題を解決するための新機能となっている。
管理者である案件オーナー毎に、現場のドライバーに向けて、届けたい文章、画像、添付ファイルを含めたお知らせを伝達することが出来、かつ、現場のドライバーが「確認しました」のボタンをタップする事でお知らせしたい情報を確認した事が管理者側でもリアルタイムで分かる。
<お知らせ機能>
・店舗カルテ(業務ルールカルテ)
店舗への入店方法や業務ルールを確認できる機能。
共同配送では、エリアの中の複数の店舗に集荷に行く必要が多く、また、不慣れな店舗での応援などに出向くケースもある。しかし、初めて行く店舗では入店方法や業務ルールが複雑で、荷主や管理者などに電話で問い合わせる必要があった。言葉で説明しにくい店舗では、現場ドライバーに予め印刷したものを持たせるなど、現場ドライバーへの負担になっていた課題を解決する。
店舗への入店方法や業務ルールをアプリ内で確認出来るようになり、初めて行く店舗や不慣れな地域の業務でも、荷主や管理者などに問い合わせる必要がなくなり、ドライバー教育にかかるコストも削減できる。店舗カルテ自体もテキスト、PDFなどのファイルだけでも簡単に登録可能となっている。
<店舗カルテ>
・現場カルテ
配達先の建物への入館方法や駐車場所など、ルールを事前に把握できる機能。
タワーマンションなど大型の建物では、管理センターで受付が必要であったり、駐車場所や利用可能なエレベーターの指定があるなどのルールが存在している。このため、初めて行く建物ではあらかじめ知っているドライバーに聞くなど非効率となっていた。
この新機能の搭載により、建物毎のルールを“Polaris Navi”上で確認することが可能になる。初めて行く建物や不慣れな地域の業務でも、入館方法や駐車場所など建物毎のルールを事前に知ることができ、ドライバー教育にかかるコストが削減できる。今後は、更に最新の情報を集めるため、現場ドライバーに現地写真等の現場カルテの基礎情報を登録してもらうことができるようにする予定としている。
<現場カルテ>