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2024年01月09日 10:42 / 経営
自動車5団体(日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会、日本自動車機械器具工業会、日本自動車販売協会連合会)は1月5日、都内港区で「新春賀詞交歓会」を開催した。
<新春賀詞交歓会の会場>
退任した豊田章男前会長(トヨタ自動車会長)に替わり、1月1日付で新たに自工会会長に就任した片山正則氏(いすゞ自動車 代表取締役会長)は、「100年に1度の大変革の真っ只中で会長職を担うことについて、改めてその重責に身の引き締まる思い。豊田前会長が築いた、課題解決にチームで取り組む形を進化させ、副会長や理事と一致協力しながら、全力でこの難局を乗り越えていく」と所信を表明。
自工会では、今後2年程度の期間で取るべき具体的なアクションを洗い出し、7つの課題として取りまとめているが、「この中で物流の停滞が懸念される2024年問題への対応は、喫緊の社会課題。自動車産業の枠を超え、他産業との連携を図り、自動運転技術の積極的採用や運行システムの更なる効率化など、各種取り組みを推進していく」とし、「自動車以外の様々な産業の皆様とも手を携え、官民のオールジャパンで様々な課題を解決し、持続可能なモビリティの未来を築いていく」と意気込みを語った。
<挨拶する自工会 片山新会長>
また挨拶に立った豊田章男前会長は、2018年に二度目の会長に就任してからの5年半を振り返り、「コロナ危機、カーボンニュートラルなど、自動車産業の構造改革に取り組む中で、クルマを走らせる550万人のチームができた」と評価。そして「今年は、震災からの復興に加え、物流の2024年問題など、働き方が問われる年でもある。その解決に向けては、自分以外の誰かを想う優しさが大切になる」と今年を展望した。
<24年の展望を語った自工会 豊田前会長>